人のセックスを笑ったっていいじゃない「劇場版 テレクラキャノンボール」
サブカルこじらせ同盟を結んでいるオシャレ子先輩に薦められ、
ポレポレ東中野、最後のレディースデーということで女性のお客さんもちらほら。
立ち見含め超満員でしたが、たまたま休みだった別の先輩がチケットを買っておいてくれたので無事に座席で観れました。
ざっくり説明すると、松尾監督やその他AV監督が車/バイクでレースをしながら、ナンパ・テレクラ・出会いカフェ等でみつけた女性とセックスをしてその数やプレイ内容を競い合うAVドキュメンタリー。
事前に内容や評判はリサーチしていたのですが、ぶっちゃけ『劇場版 テレクラキャノンボール2013』 特報 - YouTube見ただけじゃよくわからないし、一応「AV」だし、
とにかくオシャレ子先輩の熱意と、「観るか観ないかの人生なら、俺は観る人生を選ぶ」というレビューを信じて乗り込んだわけです。
…もうね、ただただスゴい。いろんな意味で。でもエロい意味じゃなくて(笑)
映画館で本気で手ぇ叩いて笑ったのとか初めてですよ。
途中、拍手の嵐が沸き起こり、ここはアメリカかと。
個人的な主観ですが、AVって男性のアレの目的のために作られているから
カメラワークとか女性の反応とか、パターンが決まっているように感じるんですね。
とんでもない企画モノとかもあるし。
でもこの作品はAVの嘘臭さがないんですよ。
元々は10時間のAVだし、劇場版についても松尾監督はAVだとおっしゃっていたのですが
私は【AVドキュメンタリー】って言いたい!!!笑
劇中でもありましたが、この作品を不快に感じる人はいると思う。
でも、爆笑する人がいるのも、不快に感じる人がいるのも、この作品がリアルで生々しいからだと。
あえてもう一度言いますが、決して、リアルで生々しいセックルが見れてムラムラしちゃう☆的なことではないです。
性欲とかむしろ失せました←
男性陣を見ていると、本当に男って馬鹿だな〜って思いつつ、ちょっと応援したくなっちゃったし
女性たちには女として共感はできないし複雑な気持ちだけれど、変に感心した部分もありました。
くだらない内容なんですよ、多分。
でも私はこの作品を観る人生を選んでよかったです(笑)
全力で人にオススメはできませんが、
性に対して比較的オープンな考えをもっている人なら、
自己の判断と責任で是非劇場に足を運んでみてください。
それでは。